物資が“集まりすぎて”保管場所陥没も…能登半島地震から半年 高松市職員が災害応援活動を報告【香川】
岡山放送
2024年の元日に発生した能登半島地震で、災害応援で現地に派遣された高松市職員の活動報告会が7月8日、市役所で行われました。 報告会には高松市の大西市長をはじめ市の職員約70人が参加しました。支援物資の輸送にあたった職員が、支援物資が集まりすぎて保管場所の体育館が陥没したことを報告し、支援を受ける側になった場合は要望を遠慮せず発信し断ることも必要といった教訓を発表しました。 また、保健師の職員は関係団体やボランティアが増えすぎて、避難者が気持ちが落ち着かなったことなどを報告しました。 (現地で活動 高松市危機管理課 村上太郎課長) 「道がどうなっているか分からない。凍った道が不慣れということで、緊張感を持って行った。こうした経験を市の職員全員で共有して今後の活動、また、高松市が支援を受けるときに役立てていきたい」 高松市はこれまでに延べ33人と災害派遣医療チーム5人を現地に派遣していて、現在も石川県珠洲市で1人が活動しています。
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