1人の女性の人生を描く“令和の不謹慎エンターテインメント”『カオルの葬式』11.22公開決定
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■大阪アジアン映画祭 JAPANCUTS AWARD 『カオルの葬式』はある家族の葬儀の場で起きる赤裸々な感情のぶつかりを見事に捉えたホームドラマである。タガの外れた演技の完璧な掛け合いが、パーカッションのリズムが心地よいサウンドトラックと勢いのいい編集と相まって、家族の機能不全を面白く切なく描いたダークコメディに仕上がっている。 ■Jason M(映画ライター) 今作は、鮮やかな色彩とエネルギーあふれる演出によって表現されており、ストーリーを追いがちな大作と呼ばれる映画が持つことが難しい、インパクトと魅力を強く放っている。物語の中心には、すでに亡くなっている主人公・カオルが常に存在し続けている。自身の人生を生きるために懸命にもがく彼女の姿は、観客に楽しさだけでなく、深い感動を与えるものである。