ヤンキースの主砲ジャッジがア・リーグMVP最終候補に選出 対抗は首位打者ウィットJr.、同僚ソト
◆ ジャッジ2度目の受賞なるか 現地時間11日、MLB機構がアメリカン・リーグMVPの最終候補者を発表。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)、フアン・ソト外野手(26)、カンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手(24)の3名が選出された。受賞者は同21日(日本時間22日)に発表される。 ジャッジは158試合に出場し、打率.322、58本塁打、144打点、長打率.701、OPS1.159をマーク。本塁打・打点ともにリーグ2位に大差をつけ、ナ・リーグ2冠の大谷翔平(ドジャース)も上回って全体1位の好成績を残し、MLBでは20年ぶりに長打率7割超えを記録。球団2年ぶりの地区優勝、15年ぶりのリーグ制覇に貢献し、地震2度目の快挙に期待がかかる。 対するウィットJr.は打率.332、211安打、32本塁打、109打点、31盗塁、OPS.977という成績。2年連続で「30本塁打-30盗塁」を達成し、遊撃手としての複数回達成はMLB史上初の快挙となった。リーグ最多となる161試合に出場し、うち160試合で遊撃手としてプレー。チームを9年ぶりのプレーオフ進出へ導いた。 また、ソトは昨季終了後にパドレスからヤンキースへトレード移籍。今季157試合で打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と活躍を見せ、2021年以来のファイナリスト入り。今オフはFAを迎えており、メッツやドジャースなど複数球団から注目を集めている。
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