飲酒運転の警察官3人を停職の懲戒処分 3人は国境離島警備隊所属で県外から出向中
酒を飲んだ状態で車を運転した警察官と、この車に同乗していた警察官2人が検挙されていたことが分かりました。沖縄県警は3人を停職の懲戒処分としました。 検挙されたのは、県警本部警備部警備二課に勤める20代の男性巡査2人と30代の男性巡査長です。 警察によりますと7月16日の午前7時半ごろ、那覇市の県道でパトロール中の警察官が蛇行しながら運転していた車を見つけ停車を求めました。 職務質問の際に飲酒の検査をしたところ、運転していた20代の男性巡査の呼気から基準値の約3倍のアルコールが検出されたため、警察は男性巡査と同乗していた2人の警察官を道路交通法違反の疑いで検挙し、8月9日に那覇地検へ書類送致しました。 3人は容疑を認めていて、県警は運転していた20代巡査と同乗していた30代巡査長を停職6か月、同乗していた20代巡査を停職3か月の処分としました。 県警の田中真実警務部長は「飲酒運転は断じて許されない行為であり、県民の皆様の信用を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。 3人はいずれも他の都道府県警本部からの出向者で、2024年の4月に国境離島警備隊に配属されていました。 3人は那覇市内の飲食店で飲酒し、本島中部のそれぞれの自宅へ車に乗って帰るつもりだったということです。
沖縄テレビ