ヤクルト投手陣が「石山泰稚500試合登板記念Tシャツ」着用 裏返すと…なんと石山の顔!
ヤクルトの投手陣と投手コーチが5日、神宮外苑での試合前練習でそろって赤色のTシャツを着用した。これは、石山泰稚投手(35)の通算500試合登板を記念したもの。嘉弥真新也投手(34)と清水昇投手(27)が日頃の感謝を込めてデザインを考え、出資してできあがり、嘉弥真が1軍に再合流したタイミングで配られた。 【写真】ヤクルト・石山泰稚の「通算500試合達成記念Tシャツ」の表のデザイン 表には石山の投球フォームと「500 CAREER GAMES Congratulations」と記されているが、ポイントは裏側だ。めくると、何と石山の顔がプリントされている。お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次(45)のネタを真似したデザインだ。 練習前、Tシャツを裏返してくれた石山は「めちゃめちゃうれしいです。新しいですよね。このデザインは。秋山竜次さんのパクリかもしれないけど(笑)。入団当初からずっといじられ続けているので慣れっこだし、ありがたいです。ヤクルトの投手陣はいい意味で上下関係なくて、風通しがいいと思います」と笑いながら、後輩たちに感謝した。 企画した嘉弥真は「これだけ投げられてこられたので、少しでも喜んでもらえたらと思って作りました」と理由を説明。清水は「今までいろいろやってもらっているので、こういった形で恩返しできるのってこういうタイミングしかないので。なんか普通だとつまらないなと思ったので、何かしら面白くしたいなと思って、僕と嘉弥真さんで『何かふざけません?』って言って作りました」と経緯を明かしてくれた。 みんなから愛される投手キャプテン・石山。ヤクルトの雰囲気の良さ、風通しの良さが垣間見えた瞬間だった。