《ブラジル》街角ちょっと見=イグアスの滝が通常の5倍に
記者が7日、イグアスの滝に行った際、あまりのすごい水量に圧倒された。滝下への遊歩道を歩くだけで服がびしょぬれになるほど。その際の動画は本紙SNS(1)にあがっている。帰って来てから調べてみると、9日付G1サイトには「イグアスの滝は9日、通常の5倍の流量を記録した」と報道されていた。 いわく、パラナ州エネルギー公社(Copel)の自動水量監視システムによれば、通常のボリュームは毎秒150万リットルが、この時は770万リットルに達していた。だが、イグアス国立公園の滝の遊歩道とブラジル側のすべてのツアーは通常通りに運営されているという。 【現地映像】5倍の流量となったイグアスの滝の様子はこちらから!
通常、安全上の理由から、水量が毎秒1千万リットル近くに達すると、歩道は閉鎖される。流量の増加は、南西地方、特にパラナ州の東から西に流れるイグアス川の上流に降った雨によるものだという。 もう少しで国立公園内のツアーが中止になるレベル。近日中に行く予定のある人は、防水グッズは必携かも。(公)