東京都、今年初の「光化学スモッグ注意報」発令 去年より約1か月早く
東京都は、今年初めて光化学スモッグ注意報を発令したと発表しました。 東京都は18日午後1時20分、江戸川区や江東区など区部の東部と、世田谷区や大田区など南部に、光化学スモッグ注意報を発令しました。その後、区部の北部と西部にも光化学スモッグ注意報を発令しました。 関東地方は高気圧に覆われて、都心の気温は30℃を超え、風が弱く、汚染物質が拡散しにくい気象条件になったため、光化学スモッグの原因物質であるオキシダントの濃度が高くなり、基準値を超えたとしています。 都内での光化学スモッグ注意報の発令は今年初めてで、去年より、およそ1か月早い発令となりました。 都の担当者は「光化学スモッグが発生したときは、屋外での運動を差し控えるなど、注意してほしい」としています。