“パワハラ疑惑”斎藤知事の不信任決議案の動議出される 「辞職」か「解散」 知事の決断は
日テレNEWS NNN
兵庫県の斎藤知事が、パワハラなどの疑惑で内部告発された問題をめぐり、つい先ほど斎藤知事の不信任決議案の動議が出されました。 斎藤知事の不信任決議案の動議が出されたその瞬間、知事は目線を下に落としました。 本来の議題である県の補正予算案が審議されたあと、不信任決議案の動議が出され、現在は議会運営委員会で、採決の取り方について協議されているとみられます。 19日の県議会は午前11時に始まりましたが、冒頭、斎藤知事は終始表情を変えずまっすぐ前を見つめ、改めて続投の意志を示しました。 兵庫県 斎藤元彦知事 「兵庫県の未来のために新たな施策に全身全霊を注いできた」「反省すべき点を受け止め、日々の仕事に生かすことが県政を進めていく上で大切」 不信任決議案が可決された場合、知事は10日以内に「辞職」もしくは「議会の解散」を迫られることになりますが、「辞職」と「解散」を同時に行う「ダブル選挙」の可能性も取りざたされています。 ただ、知事は19日朝に報道陣の取材に応じましたが、可決された場合の対応について明らかにしませんでした。知事が「議会の解散」を選べば、全国の県議会で史上初となり、知事の判断が最大の焦点となっています。