“架空請求詐欺を知らなかった”70代女性 現金1250万円だまし取られる 札幌市南区
札幌・南警察署は12月4日、札幌市内で架空請求詐欺事件が発生したと発表しました。 被害にあったのは、札幌市南区に住む70代の女性です 警察によりますと、女性は10月17日ごろ、「ランサムウェアによってハッキングされている」というショートメールを受け取り、記載の番号に電話をかけたところ、通信回線事業者の社員を名乗る男から「止めるには60万円必要」などと言われ、2日間で計6回60万円を支払いました。 さらに「ウィルスがばらまかれ、相手を賠償するため保険に入ったほうがいい」などと言われ、7回に分けて1190万円を支払ったため、女性は現金計1250万円をだまし取られました。 女性は架空料金請求詐欺を知らなかったということです。 警察は、身に覚えがない請求には応じず、警察に相談するように呼び掛けています。