川澄奈穂美「スプリントで勝てる選手が出てきた」W杯5ゴール 宮澤ひなたの“スピード”を絶賛
4年に1度の祭典、2023年のワールドカップはベスト8に終わったなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)。12日に放送された日本テレビ『Going!Sports&News』では、2011年大会で世界一を経験した川澄奈穂美選手(アルビレックス新潟レディース)が出演しました。 【画像】ベスト4が決定!サッカー女子W杯決勝トーナメント表 「本当に多彩だった新しいなでしこジャパンを見たなって感じがします」
現在のなでしこジャパンの戦いぶりを称賛した川澄選手。特にレジェンド澤穂希さんと並ぶ、W杯1大会5得点を挙げた宮澤ひなた選手のスペイン戦でのゴールを絶賛しました。 中盤でボールを奪うと、宮澤選手が相手を1人、2人と抜く猛ダッシュで駆け上がり、ラストパスを受け見事なカウンターを決めたシーン。 「あれだけスプリントして、あんなにいいファーストタッチ。相当な技術がないとできないこと。単純なスプリントで勝てる選手が出てきたというのが、日本にとって好材料で彼女のスピードあってこそのゴール」と世界トップクラスのスピードとテクニックを兼ね備えていると話しました。
また、宮澤選手のトレードマークは毎試合しているヘアバンド。これには宮澤選手自身が「川澄さんがピンクのヘアバンをしていてそれがきっかけ。5年生の時、2011年なでしこジャパンが優勝したのをテレビで見てその瞬間、自分もここに立ちたいと強く思った。夢が明確になった瞬間だったかなというのは覚えてます」と取材に応えており、川澄選手は「ちょっと感動しましたし、嬉しいですよね。フフフ」と笑みがこぼれました。 今大会、得点数は世界一となった2011年大会の12点を超え、5試合で15点(オウンゴール含む)をマーク。これは、なでしこジャパン史上W杯最多でした。 「世界で勝って行くためには運みたいなものも必要。きょうからなでしこジャパンは、きっと次の(2024年)パリ五輪に向けて、リベンジにメラメラ燃えていると思います」と来年のオリンピック大会へ期待を寄せました。