無人店からピザ1枚盗んだ疑いの男逮捕 防犯カメラには2日に1回ペースで万引きする人物の姿
KKT熊本県民テレビ
熊本市の無人販売店でピザを万引きしたとして、47歳の男が逮捕されました。店では、2日に1回のペースで万引きの被害が続いていました。
11月19日午後5時頃、熊本市中央区大江にあるパンの無人販売店の防犯カメラに映る不審な男。商品のピザを自分のバッグに入れると、そのまま店を出て行きました。この後、店の外にいた警察官が、男を窃盗の疑いで現行犯逮捕しました。 ■洲﨑湧貴記者 「店主は複数回盗みの被害にあっていたことで警察に相談。相談を受けた警察が張り込んでいたということです」 窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、熊本市中央区大江の無職・鳥丸弘貴容疑者(47)です。鳥丸容疑者は冷凍ピザ1枚を盗んだ疑いがもたれています。警察によりますと、鳥丸容疑者のバッグからはピザのほかに、パン12個が見つかりました。
実は、この店が万引きの被害にあったのは初めてではありませんでした。11月10日に店の防犯カメラの映像に、よく似た男が映っています。他の客がいる中で、次々にパンをバッグに入れると、代金を支払わずに外に出ました。 店主によりますと、この10日間だけで少なくとも4回以上は万引きの被害を確認。カメラに映っていたのはすべて同じ男だったといいます。 ■宝屋パン 黒瀬久芳代表 「いつも同じ格好で来て、パンが補充される時間に合わせて来ていたようです」
警察の調べに対し「お金がなくてお腹が減っていた。自分で食べるために盗んだ」と容疑を認めている鳥丸容疑者。警察は、以前の万引きへの関与についても調べる方針です。