【広島】3連勝で今季最多貯金8 交流戦7年ぶり勝ち越し決定!二俣が先制打 堂林が追加打&好守 玉村は7回途中3失点で今季初白星
■プロ野球 交流戦 楽天3ー4広島 (15日 楽天モバイル) 広島は楽天の追い上げをかわし1点差の勝利、4カード連続で勝ち越し今季7度目の3連勝で32勝24敗4分の今季最多貯金8とした。交流戦を10勝7敗し7年ぶりの勝ち越しも決めた。先発・玉村が7回途中3失点で今季初勝利。打線は2回に二俣と秋山のタイムリーで2点を先制、6回に坂倉と堂林のタイムリーで2点を加えた。ハーン、島内、最後は栗林の継投で逃げ切った。 野間が3試合連続でベンチ外。スタメンは1番センター・秋山、2番ショート・矢野、3番セカンド・菊池、4番ライト・末包、5番サード・小園、6番キャッチャー・坂倉、7番ファースト・堂林、8番DH・佐藤、9番レフト・二俣のオーダーを組んだ。 楽天の先発・古謝はドラフト1位ルーキー左腕。1回、秋山は遊内安打、矢野はバント失敗の投飛、菊池は三直、末包は右飛に倒れた。 先発・玉村は今季4度目の登板、試合前まで0勝2敗、防御率3.21。前回の6月8日・ロッテ戦(マツダスタジアム)は佐々木朗希と投げ合い、5回を4安打2失点(自責0)で負け投手。 玉村は1回、小郷と村林を連続空振り三振、辰己を一ゴロに打ち取る順調な立ち上がり。 2回の攻撃で先頭・小園が中安打、坂倉は空振り三振、堂林は右飛、佐藤は四球で2死一・二塁に。二俣がライト前にタイムリー、秋山はセンター前にタイムリーを連続で運び2点を先制する。 玉村は2回、先頭・鈴木大とフランコに連打、浅村を中飛、渡邉佳を投ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。 玉村は3回1死から小深田に右安打、小郷に四球で一・二塁とするも村林を左飛、辰己を中飛に抑える。4回は鈴木大を二ゴロ、フランコも二ゴロ、浅村を二飛と3人で退けた。 玉村は5回、先頭・渡邉佳に中安打も太田を空振り三振、小深田を右飛、小郷を中飛と後続をしっかり抑える。 6回の攻撃で菊池と末包の連打、小園の一ゴロで1死一・三塁から坂倉がセンター前にタイムリーを弾き返す。さらに二塁走者・小園が三盗を決めて1死一・三塁とすると堂林がセンター前にタイムリーを放ち、4ー0とした。 玉村は6回、先頭・村林に遊内安打、辰己に犠打で1死二塁となるが鈴木大を一ゴロ、フランコを遊ゴロに仕留めた。 玉村は7回、浅村と渡邉佳に連打され無死一・三塁、太田に左中間に2点タイムリースリーベースを飛ばされ、4ー2となり玉村は降板。代ったハーンが小深田にレフトへ犠飛を打たれ、4ー3となる。 さらに小郷に四球を出すと二盗を決められる。1死二塁から村林を見逃し三振、辰己を中飛に打ち取った。玉村は6回0/3を90球、8安打1四球3奪三振の3失点I(自責3)で今季初白星を挙げた。 8回の攻撃で1死から小園がセーフティバントを決めるが二盗失敗し好機を作れず。 8回は3番手・島内が鈴木大を二ゴロ、フランコを空振り三振、浅村に三内安打も渡邉佳の一ゴロを堂林が好捕しピンチを切り抜ける。 9回は4番手の守護神・栗林が太田を空振り三振、小深田を左飛、小郷を空振り三振と3人でキッチリと締めて19セーブ目をマークした。