映画『ルート29』トンボ役の綾瀬はるか ©︎2024「ルート29」製作委員会

綾瀬はるか主演映画『ルート29』（読み方：ルートニジュウキュウ）が第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に正式招待されたことが発表され、併せてスチール写真が解禁された。 【全ての写真】映画『ルート29』で笑顔を封印し新境地を開拓した綾瀬はるか 監督は『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井勇佑。本作では詩人・中尾太一の『ルート29、解放』からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約一ヵ月間旅をし、脚本を完成させた。その独創的なストーリーは、他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主⼈公トンボが、⾵変わりな⼥の⼦ハルとの旅路でからっぽだった⼼に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間を綴ったロードムービーとなっている。 ハル役には『こちらあみ子』 で強烈なデビューを飾った大沢一菜。ドラマ『姪のメイ』『季節のない街』と立て続けに出演し、森井監督作品には2作品続けての登場となる。そのほか市川実日子、 高良健吾、原田琥之佑、河井⻘葉、渡辺美佐子など、演技と存在感に定評のあるキャストたちが集結した。 本作が正式招待された第37回東京国際映画祭は、10⽉28⽇(⽉)から11⽉6⽇(⽔)まで⽇⽐⾕・⽇⽐⾕・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。綾瀬はるか、⼤沢⼀菜、森井勇佑監督は、10⽉28⽇(⽉)のレッドカーペットイベント、11⽉1⽇(⾦)の上映に登壇予定で、綾瀬にとって東京国際映画祭への登壇は初めてとなる。 併せて解禁されたスチール写真は、綾瀬演じるトンボのさまざまな表情を収めた8点。笑顔を封印し、旅の途中で不思議な世界に迷い込んでいくトンボ役の綾瀬には、試写を鑑賞した映画評論家やライター陣からも「新境地を開拓している」との声も多かった。オファー時のことについて綾瀬は、「次の作品は、縁を感じるものや運命を感じるものをやりたいとずっと思っていました」と述懐し、加えて監督の前作『こちらあみ子』が大好きだったこともあり出演を快諾した。同世代監督と生み出した『ルート29』は、11月8日(金)にTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。