「予想しなかった奇跡」 窃盗被害車両、最後の1台見つかる 栃木・大田原の自動車販売店11台盗難事件
栃木県大田原市内の自動車販売店で試乗車など計11台が盗まれた事件で、11台目の最後の被害車両が見つかったことが30日、捜査関係者や店関係者への取材で分かった。 盗難事件は19日未明、大田原市薄葉、自動車販売店「ホンダカーズ野崎」で発生。同店によると、防犯カメラに複数の男が事務所に侵入し、車の鍵が入った耐火金庫に穴を開ける様子や、駐車場から車を乗り出す様子が映っていた。県警はベトナム人グループが関与した可能性もあるとみて捜査している。 店長によると、11台は県内外のコインパーキングなどで見つかったという。店長は「全て見つかるとは予想していなかった。奇跡だ」と話した。