イ・ソンギュンさんの遺作「脱出:PROJECT SILENCE」メインポスターと予告編を公開
韓国で8月に公開する「幸せの国」に続いて、イ・ソンギュンさん主演の「脱出:プロジェクトサイレンス」(以下、「脱出」)が7月12日に公開される。 映画「脱出」(監督:キム・テゴン)は濃い霧の中、連続追突事故が起き、崩壊危機の空港大橋に放たれた統制不能の軍事用実験犬から生き残るために極限の死闘を繰り広げる人々の物語を描く。 今回公開された2種類のメインポスターは、防犯カメラの映像越しに史上最悪の災難現場に遭遇した様々な人物が登場し、目を引く。留学に行く娘ギョンミン(キム・スアン)を見送るために空港に向かっていた安保室の行政官ジョンウォン(イ・ソンギュン)、連続追突事故の話を聞きつけ、すぐに駆け付けたレッカー運転手のチョバク(チュ・ジフン)、そして秘密に包まれたプロジェクトサイレンスの責任研究院であるヤン博士(キム・ヒウォン)まで。それぞれの事情で崩壊危機の空港大橋に閉じ込められた人物たちの物語がどのように展開されるのか、好奇心を刺激する。さらに人物たちの緊張した表情の上に「生存者全員がターゲットになる」というキャッチコピーと、赤い「WARNING」の警告サインは彼らが鉢合わせた危機をうかがわせる。 一緒に公開されたメイン予告編は、体を張って車に突進する統制不能の軍事用の実験犬と、これに唖然とするジョンウォンとギョンミンの姿から始まる。濃い霧の中、車の追突で阿鼻叫喚となった混乱の中、生存者全員が実験犬たちの無差別攻撃の対象になる災難が相次ぐ。生存者たちが脱出するために息をひそめ、疾走し、ぶら下がり、奮闘する姿が息をつく間もなく繰り広げられる。空港大橋に立ち込める霧が緊張を倍増させる一方、転覆するタンクローリーから墜落するヘリコプター、ガス爆発、海の真ん中で崩れていく橋まで、リアルなビジュアルが最強の没入感を与える。 「第76回カンヌ国際映画祭」のミッドナイトスクリーニング部門に招待されたことをはじめに、世界140ヶ国に先行販売され、話題を集めた同作はイ・ソンギュンさん、チュ・ジフン、キム・ヒウォンを筆頭にムン・ソングン、イェ・スジョン、キム・テウ、パク・ヒボン、パク・ジュヒョン、キム・スアンなど、しっかりとした演技力を魅力を兼ね備えた俳優たちが総出演する。
ペ・ヒョジュ