ゴーン被告　ホンダ・日産「成功すると思えない」

レバノンに逃亡した日産自動車の元CEOカルロス・ゴーン被告がホンダと日産の経営統合協議について「成功するとは思えない」との考えを明らかにしました。 【ゴーン被告】 「個人的にはもしアライアンスなり合併が行われても、成功はしないと思う」 ゴーン被告は両社が同じような業態や技術力で補完しあう部分が少なく、経営統合について「個人的には成功すると思えない」と否定的な見方を示しました。 一方で台湾の精密機器メーカー鴻海精密工業が、日産株の買収に動いていると伝えられていることには、「日産より資金力も計画もあり、興味深い」などと述べました。 ゴーン被告はベイルートから日本外国特派員協会の記者会見にオンラインで応じ、最近の状況についてスタートアップ企業の育成に関わるなどしていると明らかにしたほか、改めて日本の司法制度についての批判などを繰り返しました。