終了間際に追いつく

韓国対ヨルダンは勝点１を分け合う結果に。（C）Getty Images

　現地１月20日、カタールで開催されているアジアカップのグループE第２節で韓国とヨルダンが対戦。２－２で引き分けた。 【PHOTO】カタールで開催中のアジアカップを盛り上げる各国サポーターを特集！（Part１） 　先手を取ったのは韓国。開始４分、絶対エースのソン・フンミンがエリア内でハダードのチャージを受けて倒される。VARが介入し、オンフィールドレビューの末、PKの判定。キッカーはソン・フンミン。鮮やかなチップキックでど真ん中に決めてみせる。 　１点を追うヨルダンは反撃を試み、37分に同点に追いつく。左CKをファーでアル・アラブがダイレクトで合わせると、これが相手のオウンゴールに。さらに45＋６分、試合をひっくり返す。アル＝ターマリのシュートは相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応したアル・ナイマットが右足を振り抜き、コントロールショットを突き刺した。 　ヨルダンの１点リードで迎えた後半、ビハインドの韓国は攻勢を強め、テンポ良くボールを動かしながら攻撃の糸口を探っていく。だが、ヨルダンの組織的かつ高い強度を保つ守備の前に、なかなかフィニッシュに持ち込めない。 　ソン・フンミン、イ・ガンイン、チョン・ウヨン、オ・ヒョンギュら欧州組のタレントたちが果敢にアタックを繰り出す。そして90＋１分、ついに同点とする。ソン・フンミンの丁寧なラストパスからファン・インボムが渾身のシュート。これが相手のオウンゴールを誘った。 　その後は共にスコアボードを動かせず、勝点１を分け合う結果に。グループステージの最終戦は25日。韓国はマレーシアと、ヨルダンはバーレーンと相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部