新茨城県議に森田氏、秋山氏 古河市区
衆院選と茨城県古河市長選に立候補した県議各1人の失職に伴う県議選の古河市区補選(欠員2)は15日、投票が行われ、ともに無所属新人で、元団体職員の森田卓歩氏(51)、元市議の秋山政明氏(40)が、いずれも無所属新人で元市議の小山高正氏(50)、農業の諏訪泰則氏(48)を破り、初当選を飾った。当日有権者は11万5503人。投票率は23.44%だった。 森田氏は「2週間しかない中、多くの支援を頂いた。茨城と古河の発展のため今後は全力で仕事で恩返ししたい」と喜びを語った。選挙戦では商工業や農業の支援、県と市が一体となった古河地域の振興などを主張し、支持を得た。 秋山氏は「多くの支援があり当選できた。茨城、古河、そして社会をもっとよくするため頑張っていきたい」と抱負を述べた。多様性を認め合う社会の実現を掲げ、子育てや教育、医療福祉の充実などを訴え、支持を広げた。 小山氏は介護や障害分野での働きやすい環境整備の必要性を呼びかけたが、及ばなかった。 諏訪氏は農業をはじめ第1次産業を守り育む環境づくりを訴えたが、支持が広がらなかった。 【森田卓歩(もりた・たくほ)氏の略歴】当選1回。[元]古河市商工会経営支援課長、県商工会連合会広域支援センター長。城西大卒。仁連 【秋山政明(あきやま・まさあき)氏の略歴】当選1回。障害児支援団体ブラーノ理事。[元]古河市議1期。米国州立サウスアラバマ大卒。下大野 ■茨城県議補選古河市区開票結果(選管最終) 当 12162 森田卓歩 51 無新 当 9579 秋山政明 40 無新 3721 小山高正 50 無新 1025 諏訪泰則 48 無新
茨城新聞社