吉本新喜劇に初出演した戸田恵子（左）と西川忠志

　女優の戸田恵子が１６日、大阪・なんばグランド花月で「西川忠志　吉本新喜劇入団１５周年記念公演　感謝」に特別ゲストとして出演。島田珠代の「パンティーテックス」や山田花子の「汗ばむわあ」などのギャグを披露するなどして、場内を大いに沸かせた。 【写真】吉本新喜劇に初出演した戸田恵子は体を張ってギャグを披露 　スナックのママ役の戸田が西川を誘惑する場面で、戸田が「ここがスースーする。パンティをはいているかしら」とつぶやくと、「恵子、パンティーテックス」と踊り出した。本家・島田珠代を上回る？体を張った姿に場内からは、割れんばかりの拍手が起こった。 　また、西川が落ち込む場面では自身が主役の声を務める「アンパンマンのテーマ」を歌い、「アンパンマン」の歌詞の部分を「忠志」に変えて慰めると、あまりの美声に今度は場内は静かに聞き入っていた。 　西川が新喜劇入りする前から知り合いで、プライベートでも親交があり、頼み込まれて出演が決まった。カーテンコールでは「１５周年、おめでとうございます」と祝福し「初めて憧れの舞台に立つことができました」と感激の様子。「昼間の公演を見に来たことはありましたけど、こんなにうれしいことはありません」と満面の笑みを浮かべた。 　舞台後の囲み取材で本家の島田珠代は「まさか持ちギャグを戸田さんにやらすとは」と驚いた様子だった。 （よろず～ニュース・中江　寿）