停滞ムードの10月も、11月に雰囲気が一変

今回は上方修正の期待大な「あのアイス」で有名な会社をご紹介します（イメージ画像：チリーズ／PIXTA）

ひと言で言えば、10月はつらかった! 9月までに稼いだ利益が、みるみるうちに削られる中、恐る恐る買い向かったものの、すぐまた損切りさせられるといった不毛な戦いにすっかり戦意を失いつつありました。 しかし「5月に売ってハロウィンに買い戻せ」という格言のとおり、なんだかたしかに11月に入って相場の雰囲気が変わってきています。7月から4カ月連続で日経平均株価の月足は陰線となり、9月の高値からは3000円以上下落。とくに10月は1カ月で998円下落ときつい下げでした。 ところが、異常に警戒されていた日銀の政策決定会合が、警戒したほどの劇的な変更がなく、日本は引き続き金融緩和が続くことが確認されてから、ムードが一転。さらに日本を代表するトヨタ自動車の好決算も追い風となり、10月31日からの3日間で1000円以上、買い戻されています。ハロウィン効果、恐るべし。