冬を彩る〝鉢花の女王〟 種まきから1年…猛暑乗り越え、みずみずしく シクラメン出荷始まる 伊佐市
鹿児島県伊佐市菱刈花北の井之上花園で18日、「冬の鉢花の女王」と呼ばれるシクラメンの出荷が始まった。赤、白、ピンクなどみずみずしい花びらが、冬の訪れを告げている。 【写真】〈別カット〉出荷が始まったシクラメン=伊佐市菱刈花北
種まきから約1年かけて育て、毎年11月下旬から販売する。今年は新品種12種を含む約60品種、約1万1000鉢を生産。出荷先は九州内で、20日から現地販売を始めた。12月初めの満開を予想している。 井之上崇代表(48)によると、今夏は猛暑で病気の発生率が高く、例年より作業が難しかった。「日頃頑張っている自分へのご褒美として家に飾り、心を安らげてほしい」と話した。 現地販売はなくなり次第終了。12月中旬ごろの見通し。同園=090(5473)0729。
南日本新聞 | 鹿児島