国産コルベット艦2隻、来月初めに就役へ 制海戦力強化狙い量産/台湾
(台北中央社)制海戦力の強化を狙う台湾が自主建造で量産を進める沱江(だこう)級コルベット艦のうち、「旭江」と「武江」が5月初めに就役する予定であることが分かった。軍関係者が22日、明らかにした。 「空母キラー」の呼び名を持つ沱江級コルベット艦は、試作艦の「沱江」が2015年に就役。その後「沱江」を基に改良を加え、量産の第1陣として6隻が建造された。「旭江」は量産型3番艦、「武江」は量産型4番艦。残る2隻も先月、海軍に引き渡された。 軍関係者によれば、海軍は「旭江」と「武江」の就役訓練をすでに終えている。5月初めに就役式典が行われ、正式に配備されるという。 (游凱翔/編集:田中宏樹)