評価を上げるチェルシーの「NEXTジョン・テリー」 ギルクリストにかかる期待
チームのリーダーとして大成するか
FAカップ5回戦、チェルシーはリーズ・ユナイテッドを3-2と破り、6回戦へとコマを進めた。カラバオ杯を落とし、来季の欧州リーグへの出場権も絶望的となっているチェルシーにとって、FA杯の勝ち上がりは大きな希望だ。 そんなチームにおいて、評価をジリジリと上げている若手DFがいる。この試合に左サイドバックとして先発したアルフィー・ギルクリストだ。20歳の俊英はベン・チルウェルの負傷によってサイドバック起用されることがあり、カップ戦などで出場機会を増やしていた。 アカデミーでは「NEXTジョン・テリー」と期待されていたギルクリスト。そんなギルクリスト自身もテリーを敬愛しているという。英『football.london』がコメントを伝えた。 「ジョンはまちがいなく僕が尊敬する人だ。僕は自分のプレイに取り組み、彼がこのクラブで長年やってきたように、模範を示してリードしたいと思っている。彼がアドバイスやコーチングを提供するためにここに来てくれたという事実は、僕の目標の達成をさらに可能なものにしてくれた」 また、テリーもギルクリストについて語っている。 「アルフィー・ギルクリストは本当に素晴らしい選手だ。信じられないようなアティテュードの持ち主で、8歳からクラブに在籍している。日々素晴らしいパフォーマンスを見せ、すべてを正しくこなしている。彼には本当にチャンスがあると思うよ」 「アルフィーの次のステップは来シーズン、ローン移籍することだと思う。その後、彼がどうなるかわかるだろう。私はアルフに大きなことを期待しているし、できれば試合に出場してほしい。シーズンが進むにつれて、2~3回は出られるだろう」 若いチームのなかで評価を上げてきたギルクリスト。将来はテリーのようなリーダーとして大成することを願いたい。
構成/ザ・ワールド編集部