せっかくなら楽しく仕事をしたい!…「仕事を楽しいと思える人」の共通点とは
心身ともに豊かに生きるためには、どのようなキャリアを築いていくかがカギとなります。理想とするキャリアを実現するには、仕事を楽しいと思えることも重要です。 【写真】日本で就職したアメリカ人「同僚に嫌われてるかも…」日米の習慣の違いに驚き「カルチャーショックあるある」 しかし、今の仕事が楽しいと思えず、今後のキャリアに不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。 本記事では、仕事が楽しいと感じるときや楽しいと思える人の共通点を紹介します。また、仕事が楽しいと思えないときの対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
楽しい仕事を理想としている人の割合は多い
仕事に対する価値観は、人によってさまざまです。 内閣府の「国民生活に関する世論調査(令和4年10月調査)」によると、「どのような仕事が理想的だと思うか」という質問に対し、「自分にとって楽しい仕事」と回答した人は51.9%でした。 ◇ ◇ ▽どのような仕事が理想的だと思うか <項目と割合※上位5位まで> ・収入が安定している仕事:62.8% ・私生活とバランスがとれる仕事:53.7% ・自分にとって楽しい仕事:51.9% ・自分の専門知識や能力がいかせる仕事:35.9% ・健康を損なう心配がない仕事:33.7% ◇ ◇ これは、「収入が安定している仕事」「私生活とバランスがとれる仕事」に次いで多い割合です。前回の調査(令和3年9月)の52.3%よりやや減少しているものの、楽しい仕事を理想としている人は多いと言えます。
仕事が楽しいと感じるのはどんなとき?
他の人がどのようなときに仕事を楽しいと感じているかを知ると、自分が楽しいと思えない仕事でも見方が変わることがあります。仕事が楽しいと感じるときの例を紹介します。 <仕事で目標を達成したとき> 仕事で何らかの目標を達成できたときに、多くの人が楽しいと感じる傾向にあります。たとえば営業目標を達成したとき、締め切り通りに業務を終わらせられたときなどです。 適度なストレスは、難しい目標を達成するために必要であり、それによってやりがいを感じやすくなります。 <自分の仕事を評価されたとき> キャリアを積み重ねていく上で、自分の仕事を評価されたときも、多くの人が楽しいと感じる傾向にあります。 上司から評価されると、新たな仕事に挑戦できたり、責任のある仕事を任されたりするケースもあるでしょう。仕事が評価されることで、楽しいと思うと同時に、自身の成長を感じることもできます。 また、社内での評価が高まれば、年収やキャリアアップも期待できるため、モチベーションも上がりやすくなります。 <周囲から感謝されたとき> 周囲から感謝されたときも、仕事が楽しいと感じやすいタイミングの一つです。 仕事をするなかで、上司や同僚、顧客から感謝されることがあります。相手からの感謝の言葉や行動により、自分が誰かの役に立っていることを実感でき、自己肯定感が向上します。 また、社内の人間関係は、仕事の進め方にも大きく影響します。感謝されることで良好な人間関係を構築でき、仕事をスムーズに進められるようになるでしょう。 周囲からの感謝によってモチベーションが高まれば、さらに意欲的に仕事に取り組めるようになります。