プロバスケ・アルティーリ千葉がホームタウンの千葉市役所訪問 「何としてもB1昇格」
プロバスケットボールBリーグ2部（B2）「アルティーリ千葉」の大塚裕土主将（37）らが24日、ホームタウンの千葉市役所を表明訪問した。悲願のB1昇格に向け、10月に開幕する新シーズンの躍進を誓った。 アルティーリ千葉は昨季、56勝4敗の圧倒的な強さで東地区を連覇。ただ、昇格をかけたプレーオフで惜敗し、来季もB2で戦う。 アルティーリは、世界共通言語、エスペラント語で「魅了する」という意味をもつ。令和2年の創設以来、ファンも順調に増え続けている。大塚主将は「街で声を掛けられる機会も増えて、チームの認知度の高まりを感じるようになった。何としてもB1に昇格したい」と意気込んだ。 アンドレ・レマニスヘッドコーチは「開幕に向けてしっかりと準備し、応援する皆さんに誇りを持ってもらえるようなチームをつくれるよう頑張っていく」と力を込めた。 10月12日に千葉ポートアリーナ（同市中央区）で行われるホーム開幕戦は、ベルテックス静岡と対戦する。応援に駆け付ける予定の神谷俊一市長は「B1昇格で格別の達成感を味わいたい。熱い声援を送る」と強調した。 アルティーリ千葉では、千葉市内に新ホームアリーナの建設を検討。令和10年の使用開始を想定し、千葉市も候補地の選定などに協力する。市によると、美浜区の県立幕張海浜公園Aブロックなどが候補地にあがっている。（松崎翼）
