「自分たちの“今”を余すことなく知ってもらえる作品」SUPER BEAVER、3つのライブ映像を収録した作品を10月にリリース
――渋谷「“SUPER BEAVER vs SUPER BEAVER”という形式の意図」
柳沢:続いては! 昨年10月6日にはZepp Haneda(TOKYO)でおこなわれた「[NOiD] - LABEL 10th Anniversary Special Live -」について振り返りたいと思います! 今回は“SUPER BEAVER vs SUPER BEAVER”という、ちょっと不思議なライブでしたけども、実は……。 渋谷:ワンマンだよね。“SUPER BEAVER vs SUPER BEAVER”という形式を取ったのって、実は2回目なんですよね。 柳沢:振り返ってみますと、我々は結成20年目に突入するわけなんですが、一度メジャーデビューを経験しつつも、一度メジャーを離れ、4人だけで活動を開始しました。 そのあと、[NOiD]というレーベルに所属して、改めてタッグを組んで始めるんですけど、それが2013年だったんですよ! 覚えていますか? 下北沢のCLUB251っていうところで。東名阪で対バン相手を招待して、ツーマンだったりスリーマンみたいな形でやっていたのですが、まさかのホームである東京だけ対バン相手が決まらず! 藤原:困った話だよ。 柳沢:しかも、このときにCLUB251で「eggmanの[NOiD]というレーベルと改めてタッグを組んで、SUPER BEAVERの活動を加速させていきます!」っていう発表をする予定だったんですけど……ギリギリまで対バン相手が見つからず! じゃあいっそ、 一度目のメジャー時の楽曲と、それ以降に自分たちだけになってから作った楽曲とで、“SUPER BEAVER vs SUPER BEAVER”みたいな企画をやろうじゃないか、というのが2013年にあったんですよ それから2023年に[NOiD]というレーベルが10周年を迎えたというところで、もう一度あれをやってみないか、ということでやりました!
――藤原「YouTubeを観た人もライブに来たって人もぜひ」
柳沢:続きまして、最新のSUPER BEAVERです! 2023年から2024年にかけて開催されたツアー「SUPER BEAVER 都会のラクダ TOUR 2023-2024 ~駱駝革命 21~」のさいたまスーパーアリーナで迎えたファイナル公演! これは今年の3月24日に開催されたライブです。そして、今年の2月にアルバム『音楽』が発売されました! 渋谷:今年なんだ? 柳沢:そうなんですよ! 最新アルバム『音楽』は今年の2月にリリースされたわけなんですけど、実はこのツアー自体は1月の名古屋公演からアリーナ編が始まっています。 このアリーナ編からセットリストのなかにも最新アルバム『音楽』の楽曲がラインナップされていました! 意外かもしれませんが、リリースもされていなければ、まだラジオとかでも解禁されていない楽曲をライブで披露するっていうのは、実は“初めて”だったんです。 渋谷:最近のはね! 柳沢:“初めて”は嘘です! ごめんなさい! 渋谷さん、このツアーはいかがでしたか? 渋谷:よかったですね。我々としても最大規模のツアーになりましたし、アリーナをあれだけの本数、全部で9本やったっていうのは我々としても初めてでした。すごくたくさんの方にご来場いただいて、いいツアーになったなって感じがしました! 上杉:全部振り返ってみると歴史をより感じられるし、音だけじゃなくて目でも入ってくる情報っていうのも踏まえて、より自分たちがライブで体現しているようなことを感じてもらえるような作品だと思います。自分たちの“今”を余すことなく知ってもらえるような作品だと思うので、これが届くのがすごく楽しみですね! 藤原:Zepp Hanedaとか、YouTubeとかでも生配信をやっていたじゃん。それとはまた違うカットだったり、音もちゃんとミックスして、よりいい音でやっています。いろんな映像が観られると思うから、ぜひYouTubeを観た人もライブに来たって人も買って、観てほしいなと思います! (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ビーバーLOCKS!」2024年8月30日(金)放送より)
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