<挑め!心一つに・’24センバツ田辺>選手紹介/2 /和歌山
◇チャンス生む、先頭打者 岡本和樹選手(2年) 先頭打者としてチャンスメークするのが役割だ。昨秋の県2次予選の市和歌山戦では初回に出塁して大勝のきっかけを作り、近畿地区大会でも先頭で安打を放って先制点に結びつけた。「空振りはあまりしない」 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 高校から一塁を守っている。「軟式球と跳ね方が違い、ショートバウンドになった送球の捕球が難しい」と苦労するが、田中格監督が新チームになって伸びた選手と評価する。「チームの初ヒットを狙いたい」 ◇打率3割超頼れる存在 尾崎大晟選手(1年) 昨秋の近畿地区大会の京都国際戦、自らの安打から終盤の勝ち越しにつながった。打率は3割超えで、「思ったより結構打てた」。下位打線から上位につなぐ頼もしい存在だ。 1年生ながら二塁手を任され、守備の方がセールスポイントで「脱力して体が硬くならないように意識している」。グラブは自分で型付けし、扱いやすくしている。昨秋は緊張で失策が増えてしまったが、「甲子園ではノーエラーで確実にプレーしたい」。