クリストフ・ルメール騎手（2019年6月19日撮影）

　秋華賞（G1、芝2000メートル、13日＝京都）の出走馬関係者の共同記者会見が東西トレセンで行われた。オークス馬チェルヴィニア（木村）に騎乗するクリストフ・ルメール騎手（45）が共同会見に出席し、レースへの意気込みを明かした。一問一答は以下の通り。 　－オークスを振り返って 　素晴らしい競馬をしてくれました。後ろの方から最後の直線ですごくいい脚を使ってくれました。直線でずっと前にいた目標をゴール前、捕らえることができましたね。 　－勝つ自信はあったか 　チェルヴィニアの能力を知っていたので、桜花賞は残念でしたけど、オークスは絶対いい競馬することができると思っていました。スタートから優しく乗って、後ろの方でうまくリラックスして、最後までよく走ってくれました。 　－前走後ここに向けて木村調教師と話したか 　一緒に話しませんでした。馬にも全然会ってないです。木村厩舎をトラスト（信頼）だから、絶対いいコンディションできてくれると思っています。 　－今回のコースについて 　ちょっとトリッキーなコース。でも乗りやすく、いいポジションを取れる馬。いつも通りスタートによりますが、どこでもポジションは大丈夫。右回りも問題ないと思います。なんでもできる馬です。 　－レースプランは 　イメージはミドルポジション（中団）から乗りたいですね。一番大事なのは馬がリラックスすること。桜花賞の時は少し引っかかったみたい。だから最後疲れてしまった。馬にリラックスが必要だと思います。反応が速いので、スムーズな競馬なら、最後の直線は短くてもよく走ってくれると思います。 　－この馬の長所 　体が大きいから力が出せますね。瞬発力はすごくいいです。よく加速することができます。 　－2冠へ向けて 　勝つ自信は持ってるね。G1レベルの馬だし、前にG1を勝っているので、もちろん馬のコンディションにもよりますし、レースの入りにもよりますし、馬場状態にもよります。でもG1ホースなので、毎回チャンスあると思います。