【世界に一台】 ロールス・ロイスの最新ビスポーク スペクター・セマフォが間もなく公開
1台限りのビスポークの最新作
ロールス・ロイスは、1台限りのビスポークの最新作、スペクター・セマフォを米国カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィーク2024の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」にて、8月16日(現地時間)、世界初公開する。 【写真】ロールス・ロイス・スペクター・セマフォとスペクターを写真でみる (153枚) このロールス・ロイス・スペクターの極めてビスポーク的な表現は、自信に満ちた若々しいブランドの顧客層の新しく大胆なラグジュアリーのコードを捉えているという。 エクステリアのコーチワークは、このコミッションの名前の由来となったビスポークのセマフォ・イエローで仕上げられており、そのソリッドな色合いは、カリフォルニア沿岸のカジュアルなエレガンスにインスパイアされた、ボンネットを飾るユニークなアートワークによって際立つという。 「マーブル・ペイント・スピル」と名付けられたこのアートワークは、ゴールデン・ステートとその多様な環境への抽象的なオマージュで、南カリフォルニアの太陽の光から東部のシルバー・マウンテンの山頂まで、ビスポークの職人たちがこのインスピレーションを具現化したものだ。 このモチーフの製作に当たり、ロールス・ロイスの職人たちはシルバー・ラッカーとクリアコートを何層も塗り重ね、シームレスな仕上がりを実現し、ボンネットだけでも、そのデザインと開発、製造には160時間以上が費やされた。 明るいイエローのカラーウェイはインテリアにも広がっており、シート、スターライト・ドア、インストルメント・パネルの上部には、ビスポークのレモン・イエローとシトリン・イエローが組み合わされ、グレース・ホワイトとスレート・グレーのコントラストには、レモン・イエローのステッチが調和している。 ロールス・ロイスのデザイナーたちはインストルメント・ダイヤルにもイエローを取り入れ、スピリット・オペレーティング・システムが提供するデジタル・ビスポークの可能性が示されているという。 クリーンで艶やかな光沢のあるビスポーク・ペイントのウッドセットは、インテリア・スイートの現代的なデザインを最大限に引き出し、グレーの素材のアクセントに合わせてカラーリングされたカシミア・グレーのペイントには、シルバーのマイカフレークが練り込まれ、光が当たることにより生き生きとした輝きを放つという。 世界で1台限りのロールス・ロイスのスペクター・セマフォは、2024年8月16日(現地時間)、モントレー・カー・ウィーク2024でのロールス・ロイスの出展の一環として、「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で公開される。
AUTOCAR JAPAN(執筆)