商用バンがトヨタ・タコマ風に「顔面変更」だと!? キャンプ場で「映え」確実、レトロ&おしゃれな「プロボックス」
いま商用バンのトヨタ・プロボックスが、アウトドアライフで「映える」おしゃれなクルマとして注目されています。といってもノーマルのままではどう見ても商用車。それを払拭する方法のひとつに今回紹介する「顔面変更」カスタムがあります。 【画像】「トヨタ・タコマ」風顔面になるボディキットの詳細をチェックする(12枚) 自動車カスタマイズの祭典「東京オートサロン」の会場でも、商用バンがベースながらもガラッと印象が変わったオシャレなクルマが多数展示。今回はその中から福岡県にあるネクサスジャパンのデモカーをご紹介します。
「プロボックス」が北米で人気の「トヨタ・タコマ顔」に変わる
トヨタ・プロボックスの顔まわりに奢られているのは「タコマルック フロントグリル&アッパーカバー」は、その名のとおり北米で販売される大人気ピックアップトラック「トヨタ・タコマ」風に仕上げられる顔面変更キットです。 この手の「顔面変更」パーツは数多くありますが、取り付け方法を簡素化しているのが他社との違いとか。具体的にはボンネットに付いているトヨタエンブレムを外し、そのうえに製品を置いて両面テープで固定するだけ。 なおグリル上部にはLEDが内蔵されていて、これを点灯させたい場合は配線の取り回し作業が必要となりますが、グリルを付けるだけなら純正バンパーなどを外す必要はなく、かつここまでのイメージチェンジを図れるのはD.I.Yカスタム派にはポイント高いです。 こちらのカバーはつや消しブラックと表面がザラザラした「チッピング塗装」がされた2色を用意。TOYOTAのエンブレム部分はベース色と同じマットブラックやチッピング塗装に加え、ホワイトやレッド、ゴールドなどをラインナップしています。
プロボックス定番カスタムパーツも用意
このカバーと一緒に会わせたいのがフロントバンパーの下に装着する「フロントバンパーガード」です。ワイルドなクロカン風に仕立てられるスチール製。バーの底面にはパネルが設計されていて、視覚的アウトドア感が増すのに加えてバンパーの底をキズから守る効果も得られます。 また取材時は開発中だったルーフラックもアピールポイントです。ルーフラックは車内に収まらない荷物を積載できるうえ、キャンプ場など暗闇での作業時に活躍してくれる補助灯の取り付けもできるなど重宝します。 デザインもこだわっていて、ラックと屋根の隙間を極力なくしています。それにより車両との一体感と見た目のバランスが整える狙い。全高が高くなると走行性能を妨げたりするというデメリットもあるため、設置位置が低いというのはかなりのポイントです。
木目柄を使いレトロ&クラシックなインテリアにも注目
インテリアは茶木目をあしらったコーディネートを提案。室内に木目柄を採り入れることで、落ち着いたぬくもりある空間を演出できます。プロボックス専用品となるステアリングは、純正のエアバッグを生かしたままで茶木目×ブラックレザーのコンビ仕様に仕立てられます。握りやすさや耐久性、安全性にもこだわった逸品です。 また、両面テープで貼り付けるだけで手軽に木目化できる「インテリアパネル」も注目です。シフトノブは純正交換式で同仕様の木目柄に変更できます。さらに近似色のシートカバーも用意されていました。ヘッドレストとショルダー部分までがヴィンテージレザーで仕上げられているため、車外からの存在感も上々です。
前川玲子