パリ郊外で育った少女が、女性指揮者への夢に挑戦! 誰もが楽しめるオーケストラを結成する奇跡の実話 映画『パリのちいさなオーケストラ』
パリ郊外で育ったアルジェリア系の少女が指揮者への夢へ挑む実話を描いた、映画『パリのちいさなオーケストラ』。この度、本作の日本版予告映像が公開された。 本作は、現在も精力的に活躍の場を広げているディヴェルティメント・オーケストラを立ち上げた一人の少女と仲間たちの物語。指揮者を目指すアルジェリア系のザイア・ジウアニが、パリの音楽院への編入をきっかけに、巨匠セルジュ・チェリビダッケに指導を受け、時に厳しく時に温かく対話を重ね、音楽を学ぶ。そしてザイアは、貧富の格差なく誰もが楽しめるように、パリ市内の上流家庭出身の生徒たちと移民の多いパリ近郊の地元の友人をまとめ、垣根を超えたオーケストラを結成した。 この実話を映画化したのは『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の監督マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール。主要キャスト以外の配役は現役音楽家が抜擢され、数々の美しい有名クラシック音楽が、実際に演奏される、ライブ感溢れる感動作が誕生した。 この度公開された日本版予告映像は、アルジェリア移民の双子の姉妹、ザイアとフェットゥマがその才能を認められパリの音楽院へ最終学年から編入するシーンで始まる。編入早々、差別的な扱いを受け、「女がマエストロになれるかよ」と馬鹿にされ、指揮棒の代わりにバゲットが置かれる嫌がらせを受けるザイア。しかし彼女は、特別授業で知り合った世界的指揮者チェリビダッケから直々に指導を受けられるようになり、資金不足や楽団員の確保などさまざまな困難にぶつかりながらも「ディヴェルティメント・オーケストラ」を立ち上げるべく奮闘していく。 映画『パリのちいさなオーケストラ』は、2024年9月20日(金)より全国公開。
otocoto編集部
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