「すべて作り話」放火と殺人未遂で起訴の男が無罪主張 調書の署名や指印も「自分のものとは思えない」富山地裁
自宅に放火して母親を殺害しようとした罪に問われている男の裁判員裁判で、男は「すべて作り話」と無罪を主張しました。 【写真を見る】「すべて作り話」放火と殺人未遂で起訴の男が無罪主張 調書の署名や指印も「自分のものとは思えない」富山地裁 起訴状などによりますと、富山市の無職上田明治被告（56）被告は2021年9月、自宅の台所に火をつけ、70代の母親を殺害しようとしたとして、現住建造物等放火と殺人未遂の罪に問われています。 上田被告は自首して逮捕起訴されていますが、10月10日の初公判では無罪を主張しました。 被告人質問で上田被告は、「火事を自分のせいにして、認知症だった母親の介護を弟に丸投げしようと思った」と話し、自白内容は作り話だとしました。 さらに取り調べ調書の署名や指印について「自分のものとは思えない」と話し、一貫して無実を主張しています。 裁判は11月1日に結審し、判決公判は11月14日です。
チューリップテレビ
