ヤクルト伊藤琉偉と赤羽由紘が魅せた好守、BCリーグ出身者2人の共演が美しい | プロ野球
3月9日、甲子園球場で行われた阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合で、ヤクルトの伊藤琉偉と赤羽由紘が好守備を見せた。 【映像】伊藤琉偉のファインプレーと赤羽由紘のスクープ 7回裏から遊撃の守備についたドラフト5位ルーキーの伊藤に見せ場がやってきたのは、8回裏2死三塁の場面だった。打席の小野寺暖は三遊間を破ろうかというあたりを放つ。 打球の勢い的にもレフトへの適時打かと思われたが、伊藤は逆シングルで倒れ込みながら捕球すると、すぐさま立ち上がり一塁へ送球。赤羽のスクーピングもあり見事にアウトにしとめた。 この場面をDAZNが公式X(旧Twitter)に「守備に定評あります」のコメントを添えて投稿すると両選手に対して反響があった。 伊藤には「伊藤瑠偉の守備で飯が何杯もいける」「伊藤の守備からは天性のものを感じる」「捕ってからの送球も素早いわ」「球際強いなあ」との書き込み。また赤羽にも「ショートバウンドの処理した赤羽選手も凄い」「ナイスファーストすぎる」といった声が寄せられた。さらには2人がともにBCがリーグ出身者であることから「BCリーグ出身者2人の共演が美しい」といったコメントもあった。 伊藤と赤羽は開幕一軍が約束された立場ではない。1打席、1守備が大事になってくる。そのなかで見せたこのプレーが1つのアピールになったはずだ。 【経歴】 伊藤琉偉(東農大二高-東京農業大中退-BC新潟-2022年ヤクルト5位) 赤羽由紘(ウェルネス筑北高-BC信濃-2020年ヤクルト育成2位)