テレ朝社長 西田敏行さんを追悼「視聴者の皆さんに愛されていた」 大山のぶ代さんへは「恩人の一人」
テレビ朝日が29日、都内の同社で定例社長会見を行い、篠塚浩社長らが出席し、17日に虚血性心疾患で亡くなった俳優の西田敏行さん(享年76)を追悼した。 西田さんはテレビ朝日ではドラマ「ドクターX」シリーズや、ドキュメンタリー番組「人生の楽園」でナレーションを務めた。12月6日公開の「劇場版ドクターX FINAL」にも出演する。 それぞれ追悼番組も放送されており、篠塚社長は「数多くの番組にご出演をいただきました。『人生の楽園』ではお目にかかる機会もあり、その優しい人柄に触れさせていただきました。本当に残念でなりません。追悼の番組を急きょ編成させていただき大変多くの方にご覧いただいた。西田さんがそれだけ視聴者の皆さんに愛されていたということだと思います。お悔やみと心よりの感謝を申し上げます」と語った。 同局で1979年から2005年まで約26年間アニメ「ドラえもん」の声を担当し、9月29日に90歳で亡くなっていたことが公表された大山のぶ代さんについても「子どもたちの心を動かし、夢と希望を届けてくださいました。国民的なアニメにまで育ててくださった恩人の一人でした。謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼した。