日本共産党・山添拓参院議員登場!共産党だけ仲間外れ?非自民・非共産の枠組みに物申す!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
2021年の総選挙では、安保法制の不一致や、共産党が自衛隊を違憲としていることを理由に与党が野党共闘を批判しました。山添氏はそれに対し「事実に基づかない非難」と反論します。 その理由として、日米安保条約の破棄を連立政権に持ち込まない取り決めになっていた点に言及。自衛隊の解消についても国民の合意なしに行うことはないと訴えました。 山添氏の意見に対し、MC乙武は「共産党さんは自衛隊のことになると玉虫色になってしまう」とコメント。自衛隊の解消は将来的に実現を目指すのではないか、自衛隊がなくなった時に国防はどうするのかという点について問いかけました。 それに対し、山添氏は自衛隊解消後の国防について「攻撃されることが前提の疑問」とし、軍事力や同盟関係に頼らない、平和外交による対話の仕組みによって、戦争をさせないことが重要との見方を示しました。 山添氏「そのリアルさが伝わっていくことが大事ではないかと思います」 また、自衛隊の解消についても国民的な合意なしにことを進めることはないと山添氏。 「いったん任せてしまったら国民が望んでないことも暴走してやってしまうのではないかと思うのは、自民党政治がそうだからですよね」と指摘し、「政治の信頼を崩してきたことは大きな問題」と続けました。
今後、共産党が理念や政策を実現するためには共産党が与党になるか、もしくは与党となった政党と連携を図っていくことが必要になります。その時の枠組みはどのように考えているのでしょうか。 MC乙武「自民・公明・維新・国民民主を悪政4党とするならば、それ以外の党と組んでいくというのは今のところ視野に入っている感じですか?」 MC乙武の問いに対し、山添氏は大事な政策で一致できるかどうかが重要なポイントであり「どの党がいいとか、どの党ならダメというのがはじめからあるわけではない」と返しました。 ここで山添氏が2015年の野党共闘に言及。安保法制の強行採決がきっかけであったとし、今後も安保法制廃止は政策の一致点として大きく扱われるべき問題であるとしました。 その上で維新や国民民主を悪政4党に数える理由、また一致できない理由として、この安保法制を挙げました。
これまで共産党と野党共闘でたびたび連携してきた立憲民主党。議席数も多く、共産党にとっては重要なパートナーであるはずです。しかし、党首が枝野幸男氏から泉健太氏にかわってその関係性は変化しつつあるように見えます。 MC乙武がその点を突っ込むと、野党合同ヒアリングの枠組みが変化したことや、立憲と維新が国会で共闘したことを挙げ「党としての距離感は2021年総選挙の時に比べれば逆風にあっていると感じる」と山添氏。 一方で、野党共闘はそれを望む世論があって前進するものであるとし、政治や経済などさまざまな角度から国民的な大運動を起こすことで野党共闘を後押し・再構築していきたいと語りました。