吉田麻也「“何を目標に勉強するか”が大事」“英語習得”のためにおこなった「勉強法」を紹介
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 3月2日(土)の放送では、“語学の勉強法”について語りました。
<リスナーからのメッセージ> 「いろいろな国でプレーしてきた麻也さんは、どのように語学の勉強をしましたか? 麻也さんの勉強方法が知りたいです!」 吉田:メッセージをくれた方は18歳で、おそらく学生ということで、お金がかかる勉強法は難しいんじゃないかと思いますが、別にお金をかけなくても語学の勉強はできると思っています。僕は学生時代から、とにかく英語だけは勉強していました。 語学に近道はなく、コツコツ毎日やることが大事です。例えば“1日30分は英語の勉強をする”みたいな、自分のなかで“絶対にこれだけはやる”というルールを決めて、それを貫き通すことが重要で、それを積み重ねることでちょっとずつ自分の力になっていくと思います。 また、語学の勉強というのは“何を目標に勉強するか”が大事だと思っていて、テストの点を上げたいから勉強するのか、それとも(英語を)話せるようになりたいから勉強するのかで、勉強の方法も変わってくるんじゃないかと思います。 僕は話せるようになるために勉強していたので、いま英語のテストを受けても多分ダメかもしれないですけど、僕にとっては(相手に)伝えることが大事なので。今思えば(海外で)たくさん実践をしてきたことが身になっているなと思います。 とはいえ、学生時代に勉強したことは間違いなく力になると思います。語学だけじゃないですが、大人になってから重い腰を上げて勉強するのは本当に難しいことです。仕事などもあるし、勉強にコミットする時間が限られますが、学生は嫌でも勉強できる環境があるんですよね。そのビッグチャンスをいかに有効活用できるかが大事です。 僕は、若い選手に「時間を無駄にするな!」とよく言っていますが、同じことを学生たちにも言いたいし、もし今の自分が、学生時代の自分にアドバイスをするなら「今、強制的に(勉強を)やらされているうちが華だぞ」と言いたい。親が「勉強しなさい!」とよく言いますけど、それは“勉強しておけば良かった”という親自身の心のメッセージがこめられていることを理解してほしいなと思います。 (TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」3月2日(土)放送より)