春は“風の邪気”にご注意。風邪予防に効く「風門のツボ」とは?
【たことアスパラのアヒージョ】
1.ひと口大に切ったたことマッシュルーム、スライスにんにくを並べ、具材が2/3浸るくらいオリーブオイルを入れて弱火にかける。 2.マッシュルームがしんなりしたら、アスパラを加えてぐつぐつ。軽く塩を振って完成。火を入れすぎないのがポイント。
・疲れた自分へ甘酒を
疲れやイライラがたまっていたら、頑張っている自分へのごほうびに「いちご甘酒」を。 甘酒といちごは、元気と潤いを補って、イライラも緩和してくれる組み合わせ。甘酒は美容にも健康にもよく、「飲む点滴」とも呼ばれていますが、まったりとした独特の甘さが苦手な人も多いのでは? いちごを入れるとスッキリと飲みやすく、幸せなおいしさに。値段が安めのいちごのほうが酸味が強くて、より甘さが抑えられます。
・風門を温めて「風邪」の侵入を防ぐ
春は体に風の邪気=「風邪(ふうじゃ)」が入りやすい季節。風邪が入ると、カゼを引きやすくなります。 対策には、「風門(ふうもん)」のツボを温めて。風邪はこのツボから入ってくるとされます。悪寒を感じたらここにカイロを貼ったり、ドライヤーなどで温めて邪気を追い出しましょう。普段から風門を風にさらさないように気をつけることも大切。
久保奈穂実(くぼ・なおみ)/なおみん
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行う。女子美術大学造形科卒業。芸能・音楽活動を行い、ハードな生活で身体のバランスを崩す。漢方薬に助けられた経験から興味を持ち、イスクラ中医薬研修塾にて中医学を学ぶ。SNSにて発信するやさしい養生知識や、カンタン薬膳レシピが大人気。総フォロワー約9万人(2023年4月現在)。 イラスト/ニシイズミユカ