ウィル・スミス、平手打ち事件の後どうしてる?
そして、昨年12月にはウィルがサウジアラビアの紅海国際映画祭という公の舞台に出席し、自身の新作について発言した。彼が主演した大ヒットSF映画『アイ・アム・レジェンド』(2007)の続編を『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダンと一緒に企画していると語った。この続編では、DVDに収録されたアナザー・エンディング、ウィルが演じる主人公が生き残ったところから続く物語が描かれるとのこと。ウィルとマイケルが共演し、一緒に製作にも参加するとのことで、人気者2人の顔合わせも楽しみな企画だ。
さらに、つい先日、2月14日には業界紙「Variety」がウィルの新作企画について掲載。その映画は、『ザ・ストレイン』などで知られる米作家チャック・ホーガンの小説『流刑の街』を映画化する『シュガー・バンディッツ(原題) / Suger Bandits』。かつてイラク戦争で戦った元ベテラン兵士が、仲間の退役軍人たちと組んで、ボストンの麻薬取引組織を壊滅しようとするというストーリー。ウィルが出演し、製作にも参加する。この企画は2月15日からのヨーロピアン・フィルム・マーケットで出資者を募っているが、かなり注目を集めているという。
そんな新作企画が続々のウィルだが、もうすぐ撮影が完了する新作もある。ウィルとマーティン・ローレンスが共演する人気刑事アクション・コメディーシリーズの最新作『バッド・ボーイズ4(原題) / Bad Boys 4』の撮影は昨年始まり、一時は全米俳優組合のストライキで中断されたが撮影を再開、ウィル自身がこの2月22日にSNSで、もうすぐ撮影が終わると報告している。ウィルの本格的復帰は、この映画から始まりそうだ。(平沢薫)