G20大阪サミット閉幕後初の平日「普通の大阪に戻った」会場周辺は撤去工事など進む
G20大阪サミット閉幕後初の平日「普通の大阪に戻った」会場周辺は撤去工事など進む
6月28、29両日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれたG20大阪サミット。多くの首脳は同29日にも日本を離れていたが、同30日も一部首脳が残っており、大阪市内では午後まで交通規制が行われていた。1日は朝から高速道路を車が走り、学生も元気に登校するなど、いつもの大阪が戻ってきた。 【写真特集】G20大阪サミット開幕から閉幕まで振り返り
1日午前、インテックス大阪周辺を訪ねると、周囲を覆っていた大きなフェンスなどの撤去工事が急ピッチで進められていた。また、関係車両と思われる車も大型トラックで運ばれる光景などもみられた。
サミット開催期間中、多くの警察官が警備にあたっていた同所周辺も、いつもどおりの静かな歩道になっていた。病院へ向かうという同区の70代女性は「金曜日はおとなしく家ですごしてました。難しいことはよくわからないけど、サミットがうまくいったことは、ええことちゃうんかな。ちょっとトランプさんを見たかった」と笑顔で話していた。
期間中、休館していたアジア太平洋トレードセンター(ATC)にも人が戻ってきた。20代の飲食店店員の男性は「先週は警察官の方々でいっぱいだったのですごく緊張していましたが、きょうからはいつもどおり。休んでいた分を取り戻します」と話していた。