ダルビッシュ有、太もも裏の張りで今季最短タイの3回降板 3失点で3敗目喫する
◆米大リーグ パドレス1―9マーリンズ(29日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク) 野茂英雄投手に並ぶ日米通算201勝を目指したパドレスのダルビッシュ有投手が29日(日本時間30日)、本拠のマーリンズ戦に先発も5安打3失点(自責点2)で今季最短タイ3イニングで降板、3敗目(4勝)を喫した。太もも裏の張りがあった模様だ。 相手は19勝37敗とリーグ最低勝率のマーリンズだったが、2回2死二塁から9番フォーテスに右越えの二塁打、チザムには二塁強襲安打され2点を先行された。3回2死一、二塁の場面でニーブラ投手コーチがマウンドへ。続投となったが、ロペスのゴロを三塁マチャドが悪送球して3点目が入った。 4回にダルビッシュの姿は無く66球で降板、防御率は3・20となった。 19日のブレーブス戦で史上3人目の日米通算200勝を達成したダルビッシュだったが、25イニング連続無失点で迎えた24日のヤンキース戦は、5回2/3を投げ4本塁打浴びて7失点で今季2敗目を喫していた。 パドレスファンの「97・3The Ean SD」のXによればシルト監督は試合後、「ハムストリング(太とも裏)に少し張りを感じたため、3イニングで降板した」と語った上で、「追加の検査を受ける予定だが、ダルビッシュが欠場する必要があるかどうかはまだ分からない」と付け加えた。
報知新聞社