最も人気なのは? J1リーグ観客数ランキング7位。ファン増加? 2万人超が当たり前、4万人超え試合も
明治安田J1リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J1リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第19節終了時点)
7位:ヴィッセル神戸 本拠地:ノエビアスタジアム神戸 収容可能人数:2万9913人 今季平均入場者数:2万3541人 ノエビアスタジアム神戸を本拠地とするヴィッセル神戸は、今季ここまでの1試合平均入場者数が2万3541人で、リーグ優勝を果たした昨季の2万2553人を上回っている。 平均入場者数を押し上げているのは、国立競技場で開催された第18節の川崎フロンターレ戦だ。ホーム扱いのこのゲームには、4万9541人が入った。ただ、昨季も国立開催の試合が1度あり、大きな違いを生む要素にはならないだろう。 昨季よりもポジティブなデータとして挙げられるのは、観客数が安定して2万人を超えていることである。昨季は第19節終了時点で観客が1万人台のゲームが6試合あったが、今季はここまでで2試合となっている。昨季の優勝で盛り上がったファンが、引き続きスタジアムに足を運んでいるのかもしれない。 今季最低は第14節・アビスパ福岡戦の1万961人だ。あわや1万人を切るところだったが、平日のナイトゲームということを考えると、ある程度の減少は仕方ないところだろう。 神戸は現在J1で首位と勝ち点6差の4位につけており、もちろん優勝の可能性は残されている。ただ、ホームでの戦績が4勝1分け4敗と振るわないのは気になるポイントだ。収容可能人数2万9913人のノエスタに多くの観客がきているだけに、結果でファンを満足させて優勝争いに食い込みたい。
フットボールチャンネル