関東甲信 17日（水）午後も天気急変のおそれ 18日（木）にかけて黄砂飛来
関東甲信はきょう（水）午後も、天気の急な変化、落雷や突風、降ひょうに注意が必要となる。北日本も午後にかけて、変わりやすい天気が続く見込み。また、晴れ間が戻っている地域は、あす18日（木）にかけて広く黄砂の影響を受けそうだ。
不安定な天気
東日本はきょう（水）午後も大気の状態が非常に不安定で、関東甲信を中心に所々で雨雲が発達する見込み。今夜にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要だ。ひょうの降るおそれがあるため、農作物などの管理にも注意が必要となる。晴れ間があっても常に空模様の変化に注意し、黒い雲の接近や雷鳴が聞こえたら安全な建物内に移動したい。
きょう（水）も全国的に気温が高く、関東から西は25℃前後まで上がる見込み。西日本は空気が乾いてくるが、関東あたりは意外なほど湿気が多いので、薄手の服の方が過ごしやすく感じられそうだ。晴れる地域は、紫外線対策が必要となる。
黄砂飛来
西～北日本の広い範囲で、あす（木）にかけて黄砂が飛来する見込み。青空が普段とは異なる色合いになるだけでなく、見通しの悪化による交通障害、洗濯物や車、手すりなどに黄砂が付くなどの影響が予想される。健康への影響も考慮して、洗濯物は部屋干しにするなど工夫したい。
週後半の天気
あす（木）午前中は、北海道でまだ雨や雷雨の所がある見込み。太平洋側も午前中は雲が多いが、次第に晴れてきそうだ。ただ、関東は昼過ぎから、所々でにわか雨や雷雨がある見通し。19日（金）は東・西日本で晴れて、太平洋側は日差しの強さを実感しそうだ。週末は西から雨雲が近づき、日曜日は東日本でも雨の降る所が多い見込み。 （気象予報士・高橋和也）
