秋田・能代市のコンビニ強盗事件の裁判 被告の男に執行猶予付き有罪判決
秋田県能代市のコンビニエンスストアで店員を脅し現金を奪い取った罪に問われていた男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。 能代市元町の会社員齋藤涼被告(22)は9月28日、市内のコンビニに押し入り店員にバタフライナイフを突きつけてレジにあった現金4万5千円を奪い取った強盗と銃刀法違反の罪に問われていました。 18日の判決で秋田地裁能代支部の鷺坂計知裁判官は、「借金返済に追われる中短絡的に強盗という手段を選択した動機や経緯に酌むべき事情は認められない」と指摘しました。一方で、「保険会社と被害者に対して被害の弁償をしていることや犯行を認め反省の態度を示している」などとして、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。検察は懲役5年を求刑していました。
秋田朝日放送