新幹線停電の原因は屋根ケーブルが損傷しショート 2日前の点検では異常なし JR東海
テレビ静岡
7月6日に東海道新幹線・上りののぞみ号で起きた停電について、JR東海は8日、ケーブルが損傷しショートしたことが原因と発表しました。 新幹線が停電で3時間運転見合わせ…ケーブルが損傷しレールに電流が流れたことが原因と判明 JR東海
7月6日午後0時16分頃、掛川駅と静岡駅の間を走っていた東海道新幹線・上りの「のぞみ12号」で停電が起きました。 鈴木櫻子 記者(6日): JR静岡駅です。新幹線が長時間に渡って運転を見合わせているということで、改札の外も中も混雑しています。係員が対応にあたっています 列車は上下線とも約3時間にわたって運転を見合わせ、再開後も最大で200分の遅れが生じるなど9万7000人に影響が及んだと推定されています。 車内にいた乗客(6日): 思ったより長い時間止まって大変でしたね 車内にいた乗客(6日): 初めてでしたけど、比較的皆さん落ち着いていたので安心して車内にいられました
こうした中、JR東海は8日、停電の理由について「のぞみ12号」の屋根に設置されたケーブルが損傷しショートしたことが原因と発表しました。 ケーブルは3年に1回の頻度で新しいものと取り替えていますが、停電につながったケーブルは2023年9月に取り付けたばかりで、7月4日に行った目視での点検でも異常はなかったということです。 JR東海は損傷した原因に関して調査を続けているほか、すべての新幹線のケーブルについて緊急の一斉点検を実施しています。
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