表示はエラーとウソをつき給湯管を交換した疑い「イトケン」社員を新たに1人逮捕 役員らの指示があったか 福岡
FBS福岡放送
給湯管工事をめぐりクーリングオフに応じなかったとして、福岡市の住宅設備関連会社が摘発された事件で、社員の男が客から代金をだまし取った疑いで新たに逮捕されました。 詐欺などの疑いで3日、逮捕されたのは、福岡市東区の住宅設備関連会社「イトケン」の社員、山下友哉容疑者(22)です。 警察によりますと、山下容疑者はことし3月12日、北九州市八幡西区の76歳の男性の自宅を訪ね、給湯器に表示された番号「036」について、ポンプから排出される温度であるにもかかわらず「036っていうのが、配管のサビだったり、配水管の詰まりが出てきちゃうと、何かしら数字でお知らせしてくれるようにはなってるんですよね」とエラーを知らせるものだとウソをついて給湯管を交換し、4月15日に工事代金として8万円余りをだまし取るなどした疑いです。 警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
イトケンをめぐっては、客にウソをつきクーリングオフに応じなかった特定商取引法違反の疑いで、すでに役員の男3人が逮捕され、会社自体も摘発されています。 警察は、山下容疑者が役員らからの指示を受け、客をだましていた疑いもあるとみて調べを進める方針です。