窪田正孝が朝ドラ「エール」以来4年ぶりNHK主演「科学の面白さ、伝えたい」
俳優、窪田正孝（36）が24日、東京・渋谷区のNHKで行われた同局主演ドラマ「宙（そら）わたる教室」（10月8日スタート、火曜後10・0、全10回）の取材会に、共演の小林虎之介（26）、伊東蒼（あおい、19）と出席した。 窪田にとって同局のドラマは、主演した2020年度前期の連続テレビ小説「エール」以来4年ぶりとなる。作家、伊与原新氏の同名小説が原作で、宇宙科学の研究者として将来を有望視されながら突如、定時制高校の理科教師となった主人公の藤竹先生（窪田）とさまざまな事情を抱えた生徒らの交流を描く。 窪田は「科学の面白さを（ドラマの中で行う）実験を通して視聴者に伝えたい」と抱負。東京・新宿区の定時制高校が舞台とあって、不良の生徒を演じる小林は「撮影に入る前、新宿の歌舞伎町を自転車で回っていろんな人を観察していたら、警察官3人にいきなり『カバンの中、見せて』と職務質問されて…。両手を挙げて『何もないです』と言いました」と打ち明け、笑いを誘った。 伊東は保健室登校を続ける役で「藤竹先生にひかれてゆく姿を大事にしたい」とコメント。年齢もバックグラウンドもバラバラな生徒たちが、藤竹先生の元で教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すことになる。教師と生徒たちの〝科学反応〟でお互い、人間的にも成長する展開になりそうだ。
