（左から）IT企画デザイン部の鈴木康久さんと取締役営業部長の守谷弘嗣さん

　ドレッシングや冷凍食品の製造販売や飲食店経営などを手がけるマスコ（宮崎市赤江）が4月29日、新商品「冷や汁の素」を発売した。（ひなた宮崎経済新聞） 【写真】アレンジ料理の「冷や汁とろろそば」（写真提供＝マスコ） 　同社が経営する飲食店「炭火串焼らくい」（宮崎駅東）では、オープン当初から宮崎の郷土料理「冷や汁」を提供。「備長炭炭火やきとり恵屋」でも数年前から提供している。 　取締役営業部長の守谷弘嗣さんは「冷や汁は店舗で長年好評を得ているメニュー。特に県外のお客さまから、『自宅でもこの味が食べられたらうれしい』との声が多く寄せられ、みそ調味料として商品化することにした」と話す。「店舗で使用している業務用のものと同じ配合で一般販売用に改良しているので、店舗の味を自宅でも味わえるのが特徴」とも。 　容器は同社で製造しているドレッシングと同じ形状のものを使用。キャップ付きの容器に入れることで、使い切りではなく数回に分けて使うことができるようにした。「分量の調節も簡単なので、料理によって使い分けしやすい」と守谷さん。 　同社の公式オンラインショップでは、冷や汁の作り方と「冷や汁とろろそば」「シーチキン冷や汁」のアレンジレシピを紹介している。IT企画デザイン部の鈴木康久さんは「冷や汁になじみのない人にも分かりやすいよう、調理説明する動画も制作した」と話す。オンラインショップで紹介するレシピ以外に、温かいみそ汁にも使用できるという。 　価格は1本486円。同社の公式オンラインショップや一部店舗で扱う。