バレー・石川祐希「勝てたのでまず良かった」最多21得点!激闘フルセット勝利で1勝1敗…イタリアセリエA
◆バレーボール男子 ▽イタリア1部 セリエA プレーオフ3位決定戦第2戦 ミラノ 3(26―24、17―25、25―16、25―27、22―20)2 トレンティーノ(20日、イタリア・ミラノ) 3戦先勝のプレーオフ3位決定戦第2戦がミラノのホームで行われ、レギュラーラウンド6位のミラノは、同1位のトレンティーノをフルセットの末に破った。ホームで接戦を制し、通算1勝1敗とした。日本代表主将の石川祐希はチーム最多21得点でけん引し、2時間17分の激闘の末、勝利をつかんだ。 昨季覇者相手に、最後は執念が勝った。ミラノはセットカウント2―1の第4セットは先に2度、セットポイントを迎えたが、ビデオチェックで判定が覆るなど、最後の1点が遠く、接戦で失った。最終セットは相手の6度のマッチポイントをしのぎ、19―19から石川が強烈なバックアタックを決めた。エースの一撃で流れを手にしたミラノは22―20で相手を振り切った。 石川は試合後に「今日はフルセットで勝てたので、まず良かったです。(勝利数が)1対1になったので残り最低でも2戦ありますし、しっかりと(次の)3戦目が大事になってくるので、相手のホームでしっかり勝ち切って、またこのミラノのホームで試合ができるように、しっかり準備していきたいと思います」と思いを込めた。 1勝1敗で迎える第3戦は、24日午後8時30分(日本時間の25日午前3時30分)から、トレンティーノのホームで行われる。
報知新聞社