【西武】上田大河「打者を圧倒」滝沢夏央「吸収」古川雄大「MVP狙う」フレッシュ球宴出場
日本野球機構(NPB)は20日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024」(7月20日、姫路)への出場選手を発表し、西武は上田大河投手(22)滝沢夏央内野手(20)古川雄大外野手(20)が選出された。 23年ドラフト2位でプロ1年目右腕の上田は5日ヤクルト戦(神宮)に中継ぎでプロ初登板。3試合に登板し、0勝0敗、防御率6・00。2軍では14試合に登板して0勝2敗、防御率1・38の成績を残している。「選出いただき、うれしく思います。姫路でのプレー経験はありませんが、関西出身の僕にとっては、特別な気持ちがあります。入団後、明確な目標をもって練習をしてきたことで、結果も出たと思っています。普段対戦している選手と、チームメートになるというのはすごく良い経験になると思います。打者を圧倒するような雰囲気でマウンドに立ち、自信をもって自分の投球をしたいと思います」とコメントした。 3年目の滝沢は今季18試合に出場し、打率1割9分2厘。164センチと小柄ながら、軽快な守備を持ち味としており主に三塁で先発、二塁の守備もこなす。「選出いただき、うれしく思います。普段の練習から続けてきたことが結果となって今回につながっていると思います。他球団の野手の皆さんとはバッティングについて話をしたいですし、それ以外のこともたくさん吸収して帰ってきたいと思っています。持ち味であるスピードはもちろん、躍動感あるプレーを見てください」と話した。 2年目の古川は今季2軍戦に右翼で8試合に先発するなど23試合に出場し、打率2割7分1厘、1本塁打、6打点を記録している。「びっくりしましたが、とてもうれしいです。これまでとにかく守備を磨いてきて、安定した守りができるようになったことで自信もつきました。今まで何かに選出された経験がないので、緊張するかもしれませんが、西口ファーム監督から『一生懸命がんばってこい』と言われたので、最優秀選手賞を狙っていきたいと思います」と意気込んだ。