伊万里署は29日、伊万里市の60代女性が676万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。 　同署によると昨年6月15日ごろ、女性の携帯電話に実在する金融会社の関係者や弁護士などを名乗る男から「サイトの未納代金を支払ってください」「裁判沙汰になりますよ」と連絡があった。女性はサイト利用料や示談金といった名目で電子ギフト券46万円分のコード情報を伝え、現金計630万円を指定された口座に振り込んだ。金融機関で手続きをした際に、詐欺が発覚した。